1947-12-08 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第40号
金屬鑛業を經濟力集中排除法案の適用除外産業とすることについては、法案起草中、商工省よりG・H・Qに對して希望を申し入れてございますが、全面的了解を得るに至つておりません。G・H・Qの内面指導によりますと、目下問題となりますのは、日本鑛業の東西二分割案、竝びに三菱、井華兩鑛業の製錬所分離案でございます。
金屬鑛業を經濟力集中排除法案の適用除外産業とすることについては、法案起草中、商工省よりG・H・Qに對して希望を申し入れてございますが、全面的了解を得るに至つておりません。G・H・Qの内面指導によりますと、目下問題となりますのは、日本鑛業の東西二分割案、竝びに三菱、井華兩鑛業の製錬所分離案でございます。
硫化鑛山用の資材勞務、資金につきましては、金屬鑛業部門においては、最優先的に取扱い、その圓滑なる供給に萬全を期しているのでありますが、諸般の情勢は必ずしも滿足すべき域に逹していないのは遺憾でございます。
○冨吉政府委員 次に日程第一三、金屬鑛業復興對策に關する陳情書について所見を申し上げます。まず第一に金屬鑛業政策の確立、特に鑛産物價格の適正化につきましてお答えいたします。
十月二十三日 茨城縣久慈郡における節電中止の陳情書 (第四三六號) 九州地方電力危機に關する陳情書 (第四六一號) 電力割當制實施につき金屬鑛業の順位引上に關 する陳情書 (第四八四號) を本委員會に送付された。
○前田委員長 日程第三、電力割當制實施につき金屬鑛業の順位引上に關する陳情書を議題といたします。專門調査員をして陳情文書表によつてその趣旨を説明いたさせます。落合專門調査員。
○落合專門調査員 電力割當制實施につき金屬鑛業の順位引上に關する陳情書、陳情者、關東信越鑛山復興會議議長簗瀬武、今般經濟安定本部において發表した昭和二十二年度電力調整方針によれば、金屬鑛業に對する電力需給は、第一種需用區分甲類(イ)に指定されていない。かかる電力制限は本業の生産に重大支障を來すから右(イ)に指定するよう要望する。こういう趣意であります。
三間さんに私より希望申し上げますが、あなたのお話になつた金屬鑛業の特殊性に鑑みて、一貫性をやらねばならぬ仕事がある。これをもし細分化するにおいては、これこれの害を蒙むるといつたようなこと、從つてそういうことからくる失業關係、勞働者の整理というようなことはどういうふうになるかということも、何かそういうふうなデーターがいただければ併せてお出しを願いたいと思います。
金屬鑛業につきましては、御承知の通り非常に複雜多岐でございますので、金屬鑛山全體として適正規模をいくらというふうに一律にきめまして、それを基準にしてどうするということは考えておりませんで、各企業別にいろいろ事情を精査いたしまして、その上で適當な分割をするというように處置したいと考えております。
○北村委員長 ちよつと三間君にお伺いしたいのでありますが、約十社の金屬鑛業をおやりになつて、カルテル的なというか、企業連合的な何か團體があつたのじやないですか。
○冨吉政府委員 金屬鑛業は終戰後の混亂期を經まして、おおむねその自然淘汰が行われ、最近その操業度は戰時中の二割か三割程度に止つておるのでございます。本年一月以降製錬部門への石炭の増配、さらには五月一日の鑛産物價格の改訂等によりまして、生産も逐次上昇しつつあるのが現状であります。
七月二十八日に本委員會に送付せられました金屬鑛業再建復興對策に關する陳情、第二四號、陳情者東亞鑛業會と石炭生産確保に關する陳情、第四八號、陳情者全國石炭復興會議、松本武雄、以上二件の陳情書を一括議題に供します。これは陳情文書第一のページと第十七ページにその要旨が載つております。その要旨について專門調査委員をして朗讀説明をいたさせます。谷崎調査員。
○谷崎專門調査員 金屬鑛業は、現在資金の枯渇、生産資材の削減、勞働條件の不利等、諸種の惡條件のもとにあつて、再開困難の實情にあるが、この危機打開のため、鑛産物價格の適正化、事業資金の確保、電力その他緊急生産資材の確保等の緊急施策を確立して、本産業の健全な囘復を圖られたい。というのが陳情の要旨であります。
○生悦住委員 金屬工業小委員會に關する件でありますが、まず本小委員會の所管につきましては、去る二十六日の小委員長の打合會と、きのうの本小委員會におきまして、本小委員會の所管は鐡鋼業、非鐡金屬鑛工業、輕金屬鑛業、石油鑛工業及び機械工業とし、非鐡金屬鑛工業中には金、銀、銅、鉛、亞鉛、硫化鑛その他に關するもの、輕金屬鑛工業中にはアルミニウム、マグネシウム等に關するもの、機械工業中には各種産業機械、自動車、
――――――――――――― 七月二十八日 金屬鑛業再建復興對策に關する陳情書 石炭生産確保に關する陳情書 が本委員會に送付された。